Network Programming TIPS

WOL(Wake-On-Lan)

WOL Wake-On-LanはAMDが提唱した規格で、ネットワーク上のPCの電源をリモートでONにするために使用します。

ただし、WOL対応のネットワークカードとマザーボート、BIOSが必要です。
WOLはOnにされるほうはハードウェア,およびBIOSがWOLに対応しており、BIOSでこの機能がOnになっている必要があります。
WOLの命令を出す側は一般的な構成であればどのようなものでも大丈夫です。

WOLパケットは6個のFFhのシンクロナイズストリーム(synchronization stream)のあとに対象となるネットワークカードのMACアドレスを16回繰返したデータの入ったブロードキャストパケットです。

例えば11:22:33:44:55:66というMACアドレスをもったネットワークカードの場合、
FF FF FF FF FF FF 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66 11 22 33 44 55 66
と言うデータを格納します。

<以降、まだ作成中 - またそのうち更新します >

WOLに関する情報

• MSI のベアボーンキットMS-6207(MS-6165マザー)を使用したPCではWOLをONにしてはいけません。
  電源がONになっている状態で上記WOLのUDPブロードキャストを受け取るとハードウェアがハングアップします。 OSが起動済みでも、BIOSの画面でも、OS/BIOSの起動画面でもその場で固まります。
  (BIOS1.3で検証)
  OEMでこの機種を使用しているところも結構ありますがおそらくすべて同じだと思います。
  と、言うことで、インターネット等外部からアクセスできるネットワークに直接接続される環境にWOLをONにしたこのマシンを置くことは大変危険です。

更新履歴

• 2000/12/27 WOLに関する情報にMSIのマザーについて追加
• 2000/8/8 作成